アフィリエイトでブログを作り「よし!今から記事をどんどん書くぞ」と気合を入れてみたものの、いざPCの前に座ったら「このテーマで記事を書きたいけど、どういう風に書いたらいいの」と手が止まってしまうことってありますよね?
実際に記事を書くという作業はやったことがない人にとってはとても難しく感じると思います。

このように「途中で手が止まって記事が書けない」、「書いたけどなんだか読みにくい」など、最初にぶつかる壁がまずこの部分です。
よく「文章力がないから書けるか不安」ということを聞きますが、実は「書く」という作業に慣れていないから文章力がないのは当然であり、別に恥ずかしいことでも何でもありません。
ただ文書力に自信がなくても、あることを意識することであなたの文章が「わかりやすく、読まれやすい」質の高い記事になります。
ではそのあることとは?
この記事の目次
記事を作成するときに意識する3つのポイント
実際に私が記事を書くときに常に意識しているポイントが3つあります。
それは
①記事のタイトルは「検索ユーザーの悩み」に寄り添っているか?
②「何を伝えようか」ではなく「読者は何をどういう順番で知りたい」と思っているのか?
③記事を読み終わったあと「読者はすべての悩みを解決できた」のか?
順番に解説していきましょう。
①記事タイトルは検索ユーザーの感情や悩みに寄り添っているか?
記事タイトルというのはブログで一番最初に目に飛び込んでくる部分です。
読者が「あなたの文章を読み進める価値があるのかないのか」を決める重要な部分でもあり、ここで読者の心を引き寄せられなければ次の記事の本文がすべて無駄になります。
仮にあなたのサイトが生活習慣のことについて情報を発信しているブログなら、生活習慣の悩みに特化したキーワードを入れて記事タイトルを決める必要があります。
例えば睡眠不足についての記事を書くなら、検索ユーザーは「睡眠不足 解消法」や「睡眠不足 ストレス」「睡眠不足 病院」などで悩みを解決しようとします。
そこであなたは「睡眠不足 解消法」というキーワードを入れて記事を書いたとしましょう。
記事タイトルを「試してよかった睡眠不足の解消法教えます」でもいいのですがこれを、「本当にこれだけ?誰でもできる3つの睡眠不足の解消法を教えます」としたほうがより悩みや感情に寄り添っているタイトルではないでしょうか。
同じ「睡眠不足 解消法」といったキーワードでも後者の記事タイトルのように「本当にこれだけ?」「誰でもできる」「3つ」といった表現を使い具体的にすることで読者は「簡単そうですぐにできそうな方法があるなら見てみよう」という気になり、初めて本文に誘導することができるのです。
記事タイトルは上手につけるということよりも、実際にあなたが検索するときに「どんなキーワードで検索するか?」を考えた上で決めていきましょう。
さらにタイトルが決まったら「このタイトルは検索ユーザーの悩みや感情に寄り添っているか?」ということも自分に質問してみてください。
特に新聞の見出しはキャッチピーの宝庫なので目に止まるようなフレーズがあれば切り取るなりメモを残すなりしてストックしておきましょう。

②「何を伝えようか」ではなく「何をどういう順番で相手が知りたい」と思っているのか?
文章を書くときに「何を伝えようか?」を考えるのではなくではなく、「何を?」「どういう順番で?」「相手が知りたいのか?」を考えて文章を書いたほうが上手くまとまります。
そもそも文章というのは
- 内容
- 構成
- 表現
この3つから成り立っており、この中で一番大事なのは当然文章の内容になります。
もう少し詳しく話すと
- 内容=あなたが何を伝えたいのかというメッセージ
- 構成=どういう順番でつたえるのか
- 表現=読み手が一目でみてわかるような文章表現や視覚的要素(画像、動画など)
ということです。
ただし肝心な内容を上手く伝えるには「何をどういう順番で相手が知りたいのか」=「どういう順番で伝えるのか」という構成が決まってないと記事の要点があっち行ったり、こっち行ったりして結果「読みにくい」ということになります。
物事には順番があるように文章にも伝える順番があるのと同じですね。
では文章の構成を知る上で一番役に立つのは何かというと本の目次です。
本の目次にはまさに「何を」「どういう順番で」というのがきれいに並べられているため参考にするにはうってつけでしょう。

それから自分が書いた文章が、読みやすい構成になっているかを確認するもうひとつの方法として「つっこみ」を入れていきます。
これが実はかなり効果的な方法です。
例えば悩み解決系の記事なら文章の始まりから見ていき
- こういう悩みってありますよね?→「うんうん、あるある!」
- その問題を放置してたらこういう結果になります。→「そうそう。それはわかる・・でも」
- もしその悩みを解決する方法があるとすれば?→「おお!マジで?」
- 今から解決策を教えます。→「教えて教えて!」
- 解決策の提示→「ほほう!なるほどこういう方法があるのか!」
- 記事のまとめでもう一度解決策を提示する→「よしこれで悩みが解決しそうだ!ありがとう」
となっていれば読み手が読みやすい文章の構成になっていると言えます。
逆につっこみをいれてもしっくりこなければ文章の構成を手直ししてみてください。
補足ですが、アメリカのNo.1のコピーライター ジョセフシュガーマンはこのように言ってます。
「文章の1行目の目的は2行目を読ませること」
自分が記事を書きながら「次へ次へ」とどんどん読みたくなるような構成になるように意識してみてください。
最初は難しいと思いますが、逆に最初からこれがわかっていると慣れてきたころにはすでに「読みやすい文章が書けるようになる」ということにつながります。
どんどん読み進めていける引き込まれるような記事やサイトをリサーチするのも勉強になりますよ!

③記事を読み終わったあと「読者はすべての悩みを解決できた」のか?
タイトル、構成もばっちりで記事が完成したら一度タイトルから本文すべてを検索ユーザー目線で読み通してください。
中には気付かないうちに誤字脱字が混ざっていたりすることがあるので修正も加えていきます。
すべて読み通してみて「おお!これで悩みがすべて解決できた!」とあなたが感じたら質の高い記事であるといえるでしょう。
手軽に文章力を磨こうと思えばアフィリエイト目的ではなく何でもいいので無料ブログで30記事ぐらい書くことをおすすめします。
30記事程度書くことができれば手が止まってしまうといった悩みも少しは解消できるでしょう。
実際に私もWordPressに以降する前に無料ブログで30記事ほど練習しました!

まとめ
いかがでしたか。
「難しい」と思われた方も中にはいらっしゃるかも知れませんが、大切なのはどれだけPCの画面の向こう側にいる読者の気持ちを考えて記事を書いていくか。
そのためにはこの記事で紹介した3つのポイント
①記事のタイトルは「検索ユーザーの悩み」に寄り添っているか?
②「何を伝えようか」ではなく「読者は何をどういう順番で知りたい」と思っているのか?
③記事を読み終わったあと「読者はすべての悩みを解決できた」のか?
を意識することが重要です。
コピーライティングの世界には「あなたの文章は 読まない、見ない、行動しない」という言葉があるのですがアフィリエイトでも同じことが言えます。
この「読まない、見ない、行動しない」ということをいかにして「読みたい、見たい、行動したい」と思ってもらえるようにするか!
自分目線(ME目線)よりも相手目線(YOU目線)で記事を書いていきましょう!
PS
文章力を鍛える上で私が今でも活用している書籍がありますので興味があれば下記記事も参考にしてみてくださいね。
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